人口減少シミュレーター

郊外で増え続ける市 — 2025年国勢調査で人口が増えた市ランキング

最終更新:2026-10-08 / 出典:総務省「令和7年国勢調査」・社人研「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

2020年から2025年の5年間で人口が増えた市は、全国792市のうち79市にとどまります。 人口50,000人以上の市で最も増えたのは茨城県つくば市の+11.2%。 上位30市を都道府県別にみると千葉県6市、東京都4市、茨城県3市、福岡県3市、大阪府3市と、大都市の通勤圏に集中しています。

人口が増えた市ランキング(人口5万人以上・上位30)

東京23区と政令指定都市の行政区は除き、市全体の人口で比べています。「15歳未満」は2025年の年少人口の割合です (参考: 2020年の全国平均は11.9%)。

順位市区町村2020年2025年増減率推計人口(2025年)推計との差15歳未満
1茨城県 つくば市241,656268,832▲ +11.2%255,190▲ +5.3%15.0%
2千葉県 流山市199,849215,086▲ +7.6%217,368▼ -1.0%16.2%
3千葉県 印西市102,609110,339▲ +7.5%109,538▲ +0.7%16.4%
4愛知県 長久手市60,16263,461▲ +5.5%62,845▲ +1.0%16.1%
5茨城県 つくばみらい市49,87252,100▲ +4.5%51,712▲ +0.8%14.6%
6埼玉県 朝霞市141,083147,233▲ +4.4%143,941▲ +2.3%12.7%
7熊本県 合志市61,77264,314▲ +4.1%63,212▲ +1.7%17.9%
8沖縄県 名護市63,55466,012▲ +3.9%64,323▲ +2.6%15.9%
9神奈川県 海老名市136,516141,588▲ +3.7%142,114▼ -0.4%12.3%
10愛知県 日進市91,52094,724▲ +3.5%93,550▲ +1.3%15.5%
11滋賀県 草津市143,913148,660▲ +3.3%148,095▲ +0.4%13.7%
12東京都 立川市183,581189,304▲ +3.1%185,427▲ +2.1%11.1%
13福岡県 福岡市1,612,3921,662,793▲ +3.1%1,638,406▲ +1.5%12.4%
14福岡県 福津市67,03369,013▲ +3.0%69,394▼ -0.5%16.7%
15神奈川県 大和市239,169246,152▲ +2.9%243,378▲ +1.1%11.6%
16大阪府 箕面市136,868140,736▲ +2.8%137,622▲ +2.3%14.1%
17千葉県 八千代市199,498204,904▲ +2.7%201,996▲ +1.4%11.9%
18茨城県 守谷市68,42170,199▲ +2.6%70,289▼ -0.1%14.0%
19福岡県 筑紫野市103,311105,844▲ +2.5%104,865▲ +0.9%13.7%
20東京都 昭島市113,949116,590▲ +2.3%115,091▲ +1.3%11.7%
21東京都 小金井市126,074128,953▲ +2.3%128,382▲ +0.4%12.3%
22石川県 野々市市57,23858,573▲ +2.3%58,681▼ -0.2%13.5%
23大阪府 吹田市385,567394,516▲ +2.3%388,259▲ +1.6%13.3%
24沖縄県 うるま市125,303128,243▲ +2.3%126,901▲ +1.1%16.2%
25千葉県 柏市426,468435,302▲ +2.1%435,045▲ +0.1%12.2%
26東京都 稲城市93,15195,120▲ +2.1%96,490▼ -1.4%13.3%
27長崎県 大村市95,39797,445▲ +2.1%95,852▲ +1.7%15.3%
28千葉県 千葉市974,951994,846▲ +2.0%970,981▲ +2.5%10.6%
29千葉県 袖ケ浦市63,88365,079▲ +1.9%65,953▼ -1.3%13.5%
30大阪府 大阪市2,752,4122,805,371▲ +1.9%2,751,501▲ +2.0%10.1%

増えたが、推計には届かなかった市

人口は増えたものの、社人研が見込んでいた伸びには届かなかった市です。推計との差が大きい順に並べました。 推計は直近の傾向を延長したものなので、それに届かなかったということは、伸びが想定より鈍ったことを意味します。

市区町村2020年2025年増減率推計人口(2025年)推計との差
東京都 武蔵野市150,149150,528▲ +0.3%154,175▼ -2.4%
東京都 稲城市93,15195,120▲ +2.1%96,490▼ -1.4%
千葉県 袖ケ浦市63,88365,079▲ +1.9%65,953▼ -1.3%
千葉県 四街道市93,57694,174▲ +0.6%95,373▼ -1.3%
東京都 調布市242,614245,306▲ +1.1%248,007▼ -1.1%
千葉県 流山市199,849215,086▲ +7.6%217,368▼ -1.0%
滋賀県 守山市83,23684,478▲ +1.5%85,306▼ -1.0%
滋賀県 栗東市68,82069,143▲ +0.5%69,843▼ -1.0%
佐賀県 鳥栖市74,19674,435▲ +0.3%75,219▼ -1.0%
京都府 京田辺市73,75374,315▲ +0.8%75,025▼ -0.9%
岐阜県 瑞穂市56,38856,616▲ +0.4%57,151▼ -0.9%
東京都 府中市262,790263,084▲ +0.1%265,595▼ -0.9%
埼玉県 さいたま市1,324,0251,344,865▲ +1.6%1,353,876▼ -0.7%
千葉県 木更津市136,166137,069▲ +0.7%137,970▼ -0.7%
東京都 日野市190,435190,616▲ +0.1%192,017▼ -0.7%

増えた市のうち、子どもの割合が高い市

人口が増えた市を、15歳未満の割合が高い順に並べました。子育て世帯が多い市ほど上位に来ます。

順位市区町村2020年2025年増減率15歳未満65歳以上
1沖縄県 豊見城市64,61265,624▲ +1.6%18.1%22.1%
2熊本県 合志市61,77264,314▲ +4.1%17.9%24.7%
3福岡県 福津市67,03369,013▲ +3.0%16.7%27.9%
4千葉県 印西市102,609110,339▲ +7.5%16.4%25.0%
5千葉県 流山市199,849215,086▲ +7.6%16.2%22.4%
6沖縄県 うるま市125,303128,243▲ +2.3%16.2%24.2%
7愛知県 長久手市60,16263,461▲ +5.5%16.1%17.4%
8沖縄県 名護市63,55466,012▲ +3.9%15.9%24.1%
9愛知県 日進市91,52094,724▲ +3.5%15.5%20.8%
10長崎県 大村市95,39797,445▲ +2.1%15.3%26.8%
11滋賀県 守山市83,23684,478▲ +1.5%15.2%23.0%
12福岡県 大野城市102,085103,552▲ +1.4%15.2%22.5%
13茨城県 つくば市241,656268,832▲ +11.2%15.0%19.4%
14茨城県 つくばみらい市49,87252,100▲ +4.5%14.6%26.4%
15滋賀県 栗東市68,82069,143▲ +0.5%14.6%20.2%

増える市を見るときの注意

住宅開発で一時期に同じ世代が集まった街は、数十年後にその世代がまとめて高齢になります。 いま子どもの割合が高い市でも、2050年の高齢化率は大きく上がると推計されている例が少なくありません。

また、この記事の数字は人口の総数です。増加が転入によるものか出生によるものかは、ここで使っている統計からは区別できません。

よくある質問

Q. 2025年国勢調査で人口が最も増えた市はどこですか?

A. 人口50,000人以上の市では、茨城県つくば市が+11.2%(241,656人→268,832人)で最大です。

Q. 人口が増えた市はいくつありますか?

A. 全国の792市(東京23区と政令指定都市の行政区を除く)のうち、2020年から2025年にかけて人口が増えたのは79市です。人口50,000人以上の479市に限ると75市が増加しました。

Q. 人口が増えた市は、今後も増え続けますか?

A. 人口50,000人以上で増加した75市のうち、社人研の推計で2030年以降も人口が増えるとされているのは34市です。残りは、推計上は2025年前後がピークです。また27市は、増えたものの推計には届きませんでした。各市のページで、ピークの年と2050年までの推計を確認できます。

関連ページ

出典:総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計」「国勢調査」(e-Stat)、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」。 2020年以前の人口は現在の市区町村の範囲に組み替えた値です。年齢構成は年齢不詳を除いて算出しています。 本記事は人口と年齢構成の統計から作成しており、転入・転出や出生・死亡の内訳に基づく分析ではありません。 このサービスは、政府統計の総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。